MOA健康科学センターでは、医学及び各種の健康法について自然尊重・自然順応の視点で学際的総合的に調査・研究を推進しています。

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新着情報

MOA健康科学センターからのお知らせ

新年のご挨拶

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謹んで新春のご祝詞を申し上げます

昨年中は、名古屋市において、これからの医療とまちづくりシンポジウムおよび第九回岡田式健康法研究会を無事に開催し、研究活動も進展した一年となりました。賛助会員の皆様のご協力によって、このような大きな成果をいただくことができました。心より御礼申し上げます。

本年も更に、シンポジウムの開催と研究の発展に努力していきたいと思っております。

賛助会員様のますますのご発展を祈念しますとともに、本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

 

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日本公衆衛生学会で研究員が成果の発表を行う

10月31日~11月2日、鹿児島市において第76回日本公衆衛生学会総会が開催されました。
木村主任研究員は、「児童発達支援事業所における利用者の行動とその保護者のQOL 第1報 ベースライン調査」と題し、ポスター発表を行ないました。
この研究は、長崎県立大学の林田准教授、および広島大学医学部の烏帽子田教授らと共同で行ったものです。広島の児童発達支援事業所において、児童の保護者を対象にアンケート調査を行いました。初年度の調査の結果、児童の行動と保護者のQOL(生活の質)およびSOC(ストレス対処能力)との間に有意な相関が見られました。
この調査は3年間継続し、児童発達支援の役割とその効果について、検討を進めていく予定です。

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これからの医療とまちづくりシンポジウム・第9回岡田式健康法研究会のご報告

愛知県産業労働センターウィンクあいち(名古屋市)において平成29年9月16日にこれからの医療とまちづくりシンポジウム、キャッスルプラザにおいて第9回岡田式健康法研究会が行われました。

その報告を掲載します。


愛知県名古屋市 これからの医療とまちづくりシンポジウム 及び 第9回岡田式健康法研究会 開催のお知らせ

以下の通り「これからの医療とまちづくりシンポジウム」および

「第9回岡田式健康法研究会 専門者会議 」の開催日程をお知らせいたします。


◆ これからの医療とまちづくりシンポジウム

開催日 平成29年9月16日 午後1時より

会 場 ウィンクあいち (大ホール)

主 催 一般社団法人MOAインターナショナル   

     一般財団法人MOA健康科学センター


◆   第9回岡田式健康法研究会 専門者会議

開催日 平成29年9月17日(日) 午前9時より

会 場  キャッスルプラザ 4F 鳳凰の間

主 催  新田記念統合医学研究所

     一般財団法人MOA健康科学センター

     一般社団法人MOAインターナショナル


シンポジウムの詳細については下記のリンクでご確認ください。http://www.moainternational.or.jp/symposium/index.html

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新作DVDの紹介

木村友昭 博士(医学)が発表された「ソーシャル・キャピタルとQOLおよびスピリチュアリティとの関連」のDVDが制作されました。
研究啓発事業の健康科学DVDに詳細が書いてあります。
ご興味がある方は、ご覧になってみて下さい。

研究業績の更新(2016年12月まで)

当財団の研究員や理事、研究推進委員が2016年12月までに行った研究業績を更新しました。
原著論文が52件、査読無論文が56件、国際学会発表が35件、国内学会発表が118件となりました。
下記のHPにリストが掲載されています。


研究事業
http://mhs.or.jp/research/

論文や学会発表に関する資料がほしい方は当財団までご連絡下さい。

新作DVDの紹介

木村友昭 博士(医学)が発表された「アレルギーは国民病」のDVDが制作されました。
研究啓発事業の健康科学DVDに詳細が書いてあります。
ご興味がある方は、ご覧になってみて下さい。

これからの医療とまちづくりシンポジウム・第8回岡田式健康法研究会のご報告

本多の森ホール(金沢市)において平成28年10月15日にこれからの医療とまちづくりシンポジウム、ホテル日航金沢において第8回岡田式健康法研究会が行われました。

その報告を掲載します。
http://mhs.or.jp/okada/docs/8thOWHP.pdf

花を生けて鑑賞することは疾病の有無か変わらず癒される

  日本健康心理学会第29回大会が岡山大学で行われ、当財団に内田主任研究が、日芸版「癒し」評価スケールを用いた花の癒しの評価-疾病の有無による違いというタイトルで、山岡淳顧問、松本洸日本大学芸術学部教授との連名で発表しました。この研究は、一輪の花の癒しを日芸版「癒し」評価スケールを用いて、被験者の疾病の有無の違いを分析した研究です。写真鑑賞と他人の花の鑑賞、自分で生けた花の鑑賞を比較した結果、他人の花の鑑賞では疾病有群ではあまり癒されず、自分の花の鑑賞では疾病の有無にかかわらず癒されたことがわかりました。この結果より、一輪の花を生けて鑑賞する行為は、被験者の疾病の状態によらず、人の心理を癒す効果があることが分かりました。特にリフレッシュ感や向上していこうという癒しが高まることが分かりました。


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第144回 アメリカ公衆衛生協会での発表

コロラド州デンバー市で第144回アメリカ公衆衛生協会年次総会が開催され、当財団から田中研究員が参加しました。1029日から112日まで開催され、アメリカ国内外より12000人以上の研究者・学生が集いました。


今回の参加に当たり田中研究員は、鈴木理事長が行った統合医療の国際予備調査のデータを元に統合医療の概念に対する調査結果を国別に比較したものと職業別に比較した研究結果をポスター発表しました。

複数の設問に対する答えを国別に比較したポスターでは、各国の統合医療の利用状況と、統合医療の教育、病気を治療する上で宗教性や霊性が大切であるかどうか、医療の中にスピリチュアルケアがどの程度取り入れられているか、これらの結果を比較したものを取り上げました。

統合医療の質問に対する答えを職業別に比較したポスターでは、統合医療という言葉を聞いたことがあるか、統合医療の内容についての理解、統合医療を推進するべきと思うかについての質問結果と、統合医療の概念に対するイメージについての質問結果を取り上げました。

特に興味深い結果としては、病気治療の上でスピリチュアリテイと宗教性が重要であると答えた人の割合が、他国と比較して日本は低かったことです。また統合医療の理解、統合医療の推進について職業別に比較した結果、教育関係者の割合が低く示されたことです。教育分野では統合医療はまだ確立されておらず、概念も構築途中であるといえるかもしれません。


様々なセッションへ足を運び発表を聞きましたが、特に印象に残ったセッションはアメリカの統合医療の実践に基づいた研究を行うネットワークであるBraveNetの研究者による発表です。統合医療の有効性を実証するためのデータベースが、14か所の統合医療を提供するクリニックで収集されたデータを元に、つくられました。国内の統合医療のベストプラクティスを判断するためのプラットフォームができると期待を持たれています。事前解析の結果、鍼灸、エネルギー療法、カイロプラクティックなどの整体が痛みの軽減に対して有効という結果が発表されました。エネルギー療法の安全性については知られていますが、有効性についての公正な判断はされていません。事前解析結果ですが、痛みの緩和に対してエネルギー療法が有効であることが発表されることはとても心強いことです。引き続き今後の研究結果に期待したいと思います。

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